11月に浜松市でリノベーションスクールがあり、私も参加させていただく予定です。不動産鑑定士がリノベーションに携わる必要はあるのでしょうか??
ある不動産鑑定士のブログで「不動産鑑定士は地価公示など、不動産の適正な価値を評価として示すことで、まちづくりに貢献している云々」という記事を見たことがありますが、私はそうは思いません。今はそんな時代ではないでしょう。駅前商店街の「芸術的なまでのシャッター通り」や「空き家だらけの住宅地」、「空き空きの公営団地」の適正価値を評価したからなんだと言うのでしょうか?私の率直な感想は「だから何??」です。
もっと言うと「地価が継続的に下落しています。今後もこの傾向は続くと思われる」・・・だから何のでしょうか?駅前商業地域の活性化策が必要だとか、住宅地の暮らしやすさを向上させる必要があるとか言う人はたくさんいます。そんなこと聞かなくても分かっています。具体的にどうすればいいのでしょうか?誰が動けばいいのでしょうか? などなど言い出せばキリがありません。
リノベーションスクールの事前学習の中で、「リノベーションには不動産キャラ、建築キャラ、メディアキャラ、グラフィックキャラ」の4つのキャラクターが必要とのことです。私が不動産キャラを担います。他のキャラクターの人たちと知り合うことができれば良いなと思っています。