今日は、リフォームか再建築かで揺れている親戚のために、とりあえず住宅展示場に行ってきました。最新の戸建て住宅に関する技術的なことを教えてもらいました。私が住宅を再建築したのが9年前ですが、わずか10年足らずでかなり進歩しています。その中でも「長期優良住宅」に関し、メーカーがどのような考えでいるのかも聞いてきました。

結論から言うと、私が見に行ったハウスメーカーでは長期優良住宅がそもそもの標準仕様になっていました。営業マンいわく「長期優良住宅は最低限」とのことです。国も空き家問題の関係もあり既存住宅の流通には前向きな姿勢を見せてくれています。一律に「戸建て20年経過で価値0」とするのではなく、実状にあった評価をするよう求められてもいます。長期優良住宅はその名の通り長期間の耐用年数となっていますので、一律に減額させるのは向いていません。

個人的な感想ですが、リフォームでも長期優良住宅化リフォームもありますので一概に言えませんが、再建築可能であれば再建築で長期優良住宅にしたいと思いました。また相続の場面でも、長期優良住宅であれば残存価値が高いと予想されるため、子供のために残す財産という意味でも「あると思います」。個人の考え方次第ですが、普通にリフォームして耐用年数を少し伸ばすこともいいのですが、少しお金を上積みさせることができるのであれば、いっそのこと再建築してもいいのかなと思いました。