移住を促進する自治体はあります。本気度の違いはありますが・・・。移住促進の情報発信は自治体発です。当然と言えば当然ですが、自治体PRが「それって、他の自治体でも同じだよね?」と思うことが多々あります。

一番思うことが「豊かな自然に…」とか「特産品は〇〇、全国屈指の…」などです。観光客の誘致でもしているのでしょうか?ハッキリ言って「訳が分からないことを言っている」と思っています。

それならもっと優れたところはないんですか?そこと競争して勝てるのですか?そもそも「移住したいと思っている人は、豊かな自然目当てで移住先を選ぶのですか?」です。一つの要因であるとは思いますが、ないよりあった方がいいレベルではないでしょうか?

特産品は毎日食べるのでしょうか?食べませんよね…。移住する人は「その自治体にある不動産」を購入するのです。もっと言うと住宅を購入するのです。利便性や快適性に加え、将来安心して暮らせるか否かについての提案が必要です。人口減少が進んでいる自治体であればなおさらです。

移住促進支援金〇〇万円とか、住宅ローンで優遇します…それで本当に住みたい、つまり住宅ローンを組んでまでそこの自治体に住もうと思うでしょうか?それこそ「ないよりあった方がいい」というレベルです。

「〇〇市は将来、安心してくらせるまちです。なぜなら…(客観的なデータを示して説明)。さらに、このような補助もします!」と、提案すべきではないかと思います。