昨日は子供たちの運動会に参加してきました。参加と言っても子供たち専属のカメラマンとしてあちこち走り回っていましたが…。
でも運動会には様々な競技がありますが、早朝から行われるオープン参加の保護者競技をご存知でしょうか?

それは「場所取りレース」です。午前6時半の開門と同時に父親が一斉に走り出します。シートや折り畳みベンチなどを手に持ちながら、狙った場所へ一目散です。私も朝早い時間に並んだのが奏功し目当ての場所をゲットすることができました。ブルーシートを持参したのですが、リュックの中に四隅を抑える用のダンベルを入れてありました。それを背負って走ると途中で場所が動くのでバランスが崩れてしまい、あやうく転びそうになりました。

そこで思ったことは、もしここで転んでも誰も助けてはくれないだろうな・・・ということです。ライバルが減ってうれしいと思うことはあると思いますが、わざわざ走るのを止めて、つまり場所取りレースから撤退してまで転んだ私を助けようとは思わないでしょう。助けてくれるのは場所取りレースが終わり、場所を確保した人だけだと思います。

何が言いたいか?つまり「本当に困ったときに誰が助けてくれるのか?」ということです。場所を確保した人だけです。場所が確保できていない人はまず自分の場所を確保することが最優先ですから、勝手に転んだ人など見向きもしないでしょう。

不動産投資の世界も似たような部分があります。「話が違う」「だまされた」と思ってもすべてが自己責任です。甘い見通しを信じて契約してしまったとしても、あなたが判を押してんですよね??で終わりです。およそ「見通し」というのは外れるものです。