私たちの生活に不動産が欠かせないのと同様に、企業が経済活動をする上でも不動産は欠かせません。例えば工場で何かを生産したり、ホテルや事務所なども不動産が必要です。店舗の場合にはインターネット空間などもありますが、路面店やショッピングモールでは不動産が必要になります。

不動産を活用して企業は収益を上げているのですから、収益環境に優れた場所は経済価値が高くなります。すなわち不動産価格が高くなります。これは売買するときの価格だけでなく、地代や賃料にも影響してきます。例えば、駅前に保有する土地を「民家」として活用し誰かに賃貸していたとします。便利な場所ではありますがそこから得られる収益は少しです…1軒分です。ではそこに賃貸マンションを建築したらどうなるでしょうか??住む世帯数が何十倍にもなりますので、家賃収入もそれだけ増加します。もちろんそれだけの費用もかかりますが、トータル的な収支は圧倒的なプラスになるでしょう。

このように不動産は使う側がどのように使うかによって得られる収益が異なります。つまり、不動産が生み出す収益に違いが出てくるのです。ちなみに民家と賃貸マンションであればどちらが高い賃料(地代)を設定することができるか分かりますか??言うまでもないですよね、賃貸マンションです。