自分が子供のころ、といってももう30年以上も前ですが、こんなに暑くなかったと思います。夏休みは普通に外で遊んでいましたし、家にクーラーなんてものはありませんでした。また「熱中症」なんて言葉もなくせいぜい「日射病」の対策として、外に遊び行くときは帽子をかぶっていきました。夜寝るときも「扇風機の風があたったまま寝ると死ぬ」という、今思えば何の根拠があるかよくわからない理由で、窓を開けて寝ていました。

今は「日中はクーラーの効いた室内にいるように」ですから、時代は変わりました。また学校へ行くときも水筒を必ず持って行っています。自分たちの時は水道水でしたが・・・。さすがに高校生の時は冷水器がありましたので水道から直接飲むことはありませんでした。

このように時代は確実に変わっています。不動産に認められる価値も同じではないでしょうか。磐田市では空き家が増えています。日課のウォーキングをしながら観察していますが、空き家に誰か入居するような動きはありません。特定空き家になってしまうとその所有者に対して、固定資産税の軽減措置がなくなり6倍の税負担になります。一方で、相続対策のためのアパートはどんどん増加しています。人口が減少し、空き家が増え、アパートも増えていく・・・長期的にみると、どうなのでしょうか。

ちなみに、相続対策でアパート業者が主催するセミナー行くと「こういう時代には信頼できるパートナー選びが大切。当社の実績・ノウハウが云々」で、プッシュされますよ。まあ当然と言えば当然なのですが・・・。