私の地元は静岡県磐田市ですが、地元にどれだけの空き家があるのか知るために「磐田市 空き家バンク」で検索してみました。すると空き家バンクのサイトが出てきました。
しかし、ぱっと見ただけではそれが空き家バンクのサイトなのか、不動産業者のサイトなのかは分かりませんでした。物件情報と簡単な間取り図、金額が掲載されているだけでした。
一体、誰に対して見てもらいたいと思っているのでしょうか?これから物件購入、特に新築を考えている人たちはまず見ないでしょう。土地情報なら見るかもしれませんが、中古物件付ですからね。となると必然的に中古物件を購入する人が対象になります。ここで次の課題です。「どうしても磐田市に住みたい!」と思う人がどれだけいるかです。昔、「千葉ロッテを応援するために千葉に引っ越した」という強者のファンもいるという話を聞いたことがありますが、「ジュビロ磐田を応援するために磐田市に住む!」という人は、地元にいますが聞いたことがないです…いるかもしれませんが。
何が言いたいか、つまり中古物件市場であれば「競争関係にある地域が多い」のです。どうしても磐田市に住みたい!と思わなければよほどいい物件がない限り他市町へ目移りするでしょう。「磐田市はスポーツの町です!」と書いてありましたが、「磐田市」を別の市町村に変えてもそれは成り立ちます。「スポーツの町」は磐田市の絶対的な特徴ではないのです。また抽象的過ぎて逆につかめないという面もありますよね。
空き家バンクと言うと、ちょっとワケアリかな?とも思ってしまいます。実際はそんなことはないのですが、空き家問題という言葉が先走っているのが現状であり、ネガティブなイメージです。それを逆手に取るという方法を今、考えています。ご興味のある方はぜひ一緒にやりましょう。