今回は「ひとりごと」です。

昨日、仕事をしていたら大手信託銀行を名乗る人から電話がかかってきました。仕事の依頼かな?と思っていたのですが、「〇〇薬品が磐田市に工場を作成する。地元の方だけに発行される債権があるので、それを代わりに買ってくれないか?もちろん謝礼はする。」という内容です。

電話口の人も、なんかオドオドした様子で、活舌が悪いせいか何を言っているかよくわかりませんでした。そこでもう一回話すようにお願いしたら、まったく同じ話をされましたので、原稿読んでるだけ感がプンプンでした。

ここまで古典的な詐欺電話は久しぶりです。というかまだやってたんですね💦 面白くなってきたのでお付き合いしてあげようとも思いましたが、まあ面倒なので「(前向きな感じを出しつつ)すぐに折り返し連絡するからちょっと待ってて。」と言ったら、切られてしまいました。

 

ここ最近、本当に善良な方(普通の人)が関与する詐欺事件が多い印象があります。ビットコインの代理購入詐欺事例をよく耳にします。

「代わりに購入してくれたら謝礼を払うから、先に代金を振り込んで欲しい」はまだかわいい方です。もちろん詐欺なので、お金は戻ってきませんよ。でも金銭的なマイナスだけで済むので「まだかわいい方」なのです。

最悪なのが、「ビットコインの購入代金を代わりに受け取ってほしい。」です。これは「あなたの銀行口座に振り込ませるから、一旦受け取ってもらって、その後にまた別の口座へ振り込んでくれ。」という内容です。

特殊詐欺に使用された口座に該当する&マネーローンダリングに使用された口座となるため、口座が凍結されます。詐欺使用された口座情報は金融機関同士で共有されますので、簡単に言うと、もう二度と銀行口座を使った取引(給与受取も含め)ができなくなります。

引っかかった方が悪いといえばそこまでですが、本当にすぐそこまで「知らぬ間に詐欺に加担していた」が、忍び寄ってきていますね。