昨日は家族でイオン市野という、この地域では最大のショッピングモールに出かけてきました。10時前から行ったのですが、11時頃になるとお腹も減ってくるので、早めにフードコートに行きました。
フードコートはまだ席に余裕がありましたので、とりあえず適当な席に座りつつ、もっといい席が空かないものかと様子をうかがっていました。ラッキーなことに、イスではなくロングのソファー席が空いたのでそこへ移ることができました。
なんだかんだで食事をした後のお話です。周囲はかなりの人です。席もいっぱいになっています。私たちの席も周囲の「早くどけよ」という視線が痛いので、さっさと出ていくことにしました。でも、1時間もすればかなり余裕が出てくるのになぁ・・・とも思いました。
空き家の問題もこれと似ていると思います。これから人口減少です。フードコートで言うと、来客数は減っていきます。でもフードコートの座席数は一定であって減りません。一方で空き家は違います。どんどんその数が増えていきます。
人が来なくなるフードコート、座席数がどんどん増えていくのです。端っこにあってお店から遠い場所にある座席なんか見向きもされないでしょう。午後2時、3時になれば間違いなくそうなります。夕方になれば増えてきますが、人口問題は減る一方です。
では、どうしたらいいでしょうか?簡単です。人がいるうちにさっさと手を打つことです。時間が経つことでいいことは何もありません。少なくとも端っこの席であれば、人がいるうちでないと何もできません。
フードコートであれば、あなたの席の位置関係は分かります。でも不動産はどうですか?位置関係分かりますか?適正価値は分かりますか?
それが分からない状態では対策のしようがないと思います。