自分で言うのもなんですが、空き家の問題を取り上げるセミナーはあります。相続対策や介護関連のセミナーもあります。でも全部バラバラです。各企業や士業の人たちが自分の分野に絞って、開催しているのがです。

でも、家族の立場から考えると「それぞれは別の問題かもしれないが、密接に絡み合っている」のではないでしょうか?

将来不安なこと、これから対策を打っていかなければならないこととして「介護」「相続」「空き家」があります。介護福祉施設に入所したら、自宅は「空き家」になります。相続対策も現実になってきます。線でつながるのです。でも実状は「点」になっています。

なぜこうなるのでしょうか?簡単です。自分に置き換えれば、自分は空き家や相続の話はすることができますが、介護の話はできません。逆に介護に従事している方は相続や空き家の話はできないでしょう。家族の視点に立てば「まとめて面倒見てくれないのか?」です。少なくとも私ならそう思います。

それならと、私は「介護・相続・空き家」を「家族の問題」と捉え、それぞれの専門家が一堂に会して説明や相談をできる機会を設けようと企画しています。まだ企画段階ですが、浜松市内で協力いただける士業の方、介護事業者と一緒にお役に立てるような企画をしていきます。