昨日は浜松市が主催したリノベーショントークイベントに参加してきました。リノベーションをしようと考えているけど、その一歩が踏み出せないという人向けのお話かなと思いました。新規事業を立ち上げて、なんとかかんとか軌道に乗った人たちのお話でした。

共通しているのは「一人で悩まない」「誰かに話し仲間を見つける」という点です。新規事業であれば誰かに話すことで、アイデアや協力を求めることができるかもしれませんね。でも相続の場合はなかなかそうもいきません。家族の問題になりますし、それなりにシビアな問題でもありますから。
「一人で悩まなない」ということも厳しいでしょう。変に話すことでいわゆる「ヤブヘビ」になるかもしれません。ただでさえ面倒な相続が余計に面倒になります。かと言って友達に話すようなことでもありません。結局誰にも言えずに、亡くなってから「争族がスタート」になります。兄弟関係が断絶するなんて別に珍しくもありません。お金が絡むと「本性」が現れます。

ただ「一人で悩まない」と言われても困ります。私からの提案は「一人で燃え尽きない」ということです。燃え尽きてしまうという表現がぴったりです。そして「誰かに話す」…誰に話せばいいのでしょうか??
相続税がかかるほど財産がなければ税理士は登場しません。弁護士や司法書士に頼むとどのくらい費用が掛かるか不安で・・・。そういう時に登場するのが相続診断士です。簡単に言うと「専門家に登場いただくか否か、そもそも誰かに話したいが、適当な誰かって誰?」の答えになる存在です。まあかかりつけのお医者さんみたいなものです。
私は不動産鑑定士でもありますので、不動産の価値も固めることができます。私のところである程度整理して、専門的な士業の方の力が必要であればその先生を紹介します。不動産鑑定料はそれなりにかかりますが、先行投資という意味では高いモノではないと思います。

お金をかけずにやろうとすると、相手も本気度が違いますから結局中途半端になります。それは像族のシーンでは絶対NGなことなのです。